  整文について
  

☆ 用字は(社)日本速記協会の「標準用字用例辞典」を基本にしておりますが、
整文の度合い、書類の形式も含め、御希望に対応いたします。
話し言葉は、考えながら話し、話しながら考えるので、そのまま文章にすると、
多くの場合、意味がわかりづらくなります。このような点を補うため、発言趣旨
を変更しない範囲で、かつ発言者の口調を損なわないよう留意しながら、
言葉を補正・削除などして文章を整えます。
下記のようなステップがありますが、目的によってその度合いを調整いたします。
(証拠性の高いもの → 音声に従った緩やかな整文処理、
記録性の高いもの → 意図を伝える精緻な整文処理)
特に御指示がなければ、ステップ2〜3程度で整文しております。
※ 赤い字の部分↓をクリックすると、実際の例文にて整文を比較していただけます。
各例文中のピンクの文字は、次のステップで整文される部分をあらわしています。
((社)日本速記協会「発言記録作成標準」より一部を抜粋・加工)
整文の基本のステップ
☆以下のように、徐々に処理を加えていきます。
ステップ0(音声のまま)
↓
ステップ1(ごく軽微な整文) いわゆるゲバ取り
@ 無機能語、言いさし、ひとり言を削除
A なまりを標準的な語句に置きかえる(口調を生かしたい場合はそのままに)
↓
ステップ2(やや精緻な整文)
@ 単純・明らかな言い間違い、読み間違い、言葉の誤用、助詞の誤用、
同じ助詞の連続、言い直しの部分の整文
A 文脈上、意味のない口癖を整文
B 引用と思われる部分を原典調査し、原典どおりの用字にしてかぎ括弧
でくくる
C 突然の転換により話が続かない場合、「2字ダッシュ(――)」で表記
D 読みやすさを考慮し、適切な箇所で改行
↓
ステップ3(より精緻な整文)
@ 主語と述語の不一致など、言葉の照応関係が不適切な部分の整文
A 言葉が倒置していて意味が把握しにくい場合、誤解を生ずるおそれがある
場合は整文
B 言葉の脱落・省略により意味が把握しにくくなっている場合は適切な語句
で補正
C 崩れた言い回しを整える
D 重複している言葉は一方を削除
E 同じような言い回しの繰り返しの場合、発言者の口調にも留意しつつ、一
定の部分について整文
F 文章が切れず、一つの段落が長文になる場合、適切な箇所で語尾を整
え、必要に応じて改行
↓
ステップ4(大幅な整文)
@ 議題に直接関係がない部分は削除
A 突然の転換で話が続かない場合、語句の補正、語順の入れかえで整文
B 同じような言い回しの繰り返しの場合、すべて整文 |
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